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「花子とアン」(NHK連続テレビ小説) [テレビ番組]

 NHK連続ドラマ「花子とアン」を、観ています。
 といっても、出勤準備中なので、チラ見の毎日ですが。

 村岡花子さんの愛する一人息子、歩ちゃんが亡くなってしまいました。
 昨日、今日と、観ていることがとてもつらいものでした。

 この番組ドラマは、「アンのゆりかご 村岡花子の生涯(村岡恵理著、新潮文庫)」を基に、「赤毛のアン(ルーシー・モード・モンゴメリ著、村岡花子訳(新潮文庫))」の世界をも大胆に融合させた創作ドラマになっているようです。
 ただ、この愛するわが子を亡くすシーンは、村岡花子さんの実体験とほぼ重なっているようです。

 この深い哀しみと絶望の中から、「王子と乞食」という一冊の訳本が生まれました。

 村岡花子さんのエッセイの中に、多くの悲痛な言葉とともに、次のような一節があるといいます。

 「六歳の誕生日を前にして、世を去った道雄は私のうちなる母性に火を点じてくれた神の使でした。一度点じられた火は消えません。誇るべき男の子をもたぬ悲しみの母ではありますけれど、一度燃やされた貴い母性の火を、感傷の涙で消し去ろうとは決して思いません。高く、高く、その炬火をかかげて、世に或る人の子たちのために、道を照らすことこそ私の願いであります」 (「読書感想文 村岡花子の生涯ー道雄文庫 」より)

 この時、その後、日本の女性を励まし、子供達に夢と希望を灯し続ける巨人「村岡花子」が誕生したのでしょう。女性とは、母親とは、なんといじらしく、美しく、そして逞しいことでしょう!

 ドラマでの、花子さんに対する白蓮さんのいたわりの歌も、実に見事なものでした。

 関連本7冊を、アマゾンに頼みました。明日には届くとのことです。
 読むのが、とても楽しみです。

 もちろん、明日からの、「花子とアン」も楽しみです。
 といっても、出勤準備中なので、チラ見の毎日でしょうけれども(><)。

村岡花子.jpg

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